保冷剤最強はどれ?現役研究職が保冷力を徹底的に比較テスト!

クーラーボックス

当ページは広告を含んでいます
  • 保冷剤最強ってどれ?どれもかわらないんじゃないの?

そんなお悩みを解決できる記事です。

思ってもみない結果になりました。

ここでしか見れない保冷剤の保冷力の真相をお伝えします。

この記事では比較テスト結果に基づいて忖度なしの保冷力順位をつけています。

Amazonや楽天市場で人気トップの保冷剤を対戦形式で比較テスト!

忖度なしで、順位をつけています。

実際の保冷時間や氷が何時間で溶けるのか、実際の使用感も体験していただけます。

この記事を書いた人

クーラーブロガー

ゆう

You

プロフィール

釣り、キャンプ歴は20年以上のベテラン。今は家族で釣り、キャンプをすることが大好き😁 普段はメーカーの研究者として働き、比較検討には自信があり、メリットもデメリットをはっきり伝える忖度のない商品レビューを意識しています。

保冷力比較テストランキング

ロック氷

保冷剤はサイズ(容量)により保冷効果が変わり、小さいサイズの保冷剤ほど、不利になります。

今回は、小型のクーラーボックス(7L~)にも使える万能サイズを選定しました。

比較テストに使用した保冷剤一覧

順位 商品名 画像 価格 円 サイズ cm 容量 g 再凍結 h 温度 ℃
1位 LOGOS
倍速凍結
氷点下パック
1,200 W19.6×H13.8×D2.6 600 24~36 -16
2位 アイス
エナジー
1,100 W24.5×H17.0×D3.0 500 24 -10
3位 3COIINS
保冷剤
300 W20.0×H13.0×D2.5 400 16 0
4位 DAISO
氷点下パック
220 W19.0×H14.0×D2.4 520 24 -10
5位 クーラー
ショック
1,150 W19.0×H16.5×D2.5 450 8 -7.8

☟ サイズ比較

各メーカーの小型クーラーボックスにも使える万能サイズの保冷剤を選びました。

5種類の保冷剤

1位. LOGOS 倍速凍結氷点下パック M

LOGOS倍速凍結氷点下パック

アイスクリームをキャンプで食べたい。

テントの設営が終わりコーヒーで一息つき、凍った甘いバニラアイスを食べる。

保冷力、保冷効果は文句なし、Amazon、楽天でも常にトップセールスの保冷剤です。

メリット
  • 比較テストNo.1の保冷力
  • 万能サイズで使いやすい
  • メルカリで売れる!
デメリット
  • 凍りにくい
  • 近くに入れた食材が凍ってしまう

 

詳細なレビュー記事はこちら

2位. アイスエナジー -10℃

アイスエナジー

アトム技研株式会社はアウトドアメーカーではありません。

医療用ワクチンの輸送、その他業務用に使用する特殊保冷剤アイスチェンジャーを販売しています。

販売実績は4年で160,000個と広く現場で使用されています。

アイスエナジーは実務現場で使われるアイスチェンジャーのパッケージをアウトドア用途にデザインした保冷剤です。

メリット
  • LOGOSと同等の保冷力
  • クールなデザイン
  • 過酷な耐久テストをクリア
  • 薄く冷凍庫でかさばらない
デメリット
  • ソフトケースなので引っ掻きや刺し傷に弱い

 

詳細なレビュー記事はこちら

3位.3COINS 保冷剤

3COINS保冷剤

お買い物や、ピクニックに!

かわいいデザインでしっかり保冷する保冷剤です。

氷点下まで冷却できないですが、長時間5~10℃を保つ持続力があります。

メリット
  • 近くの食材が凍らない
  • コストが安い
  • デザインがかわいい
デメリット
  • デザインが可愛いすぎる
  • 冷凍の際、変形が生じることがある

詳細なレビュー記事はこちら

4位 .DSIAO氷点下保冷剤 L

DAISO氷点下保冷剤

圧倒的なコストパフォーマンス!

200円でこの保冷力は破格、私も日常的に使っています。

キャンプやピクニックにも最適です。

メリット
  • -10℃なので冷凍食品も保冷
  • 圧倒的コスパ
デメリット
  • デザイン性やブランドの安心感は低い

5位. クーラーショック S

クーラーショック

届いてから自分でつくる保冷剤!!

ケースに水を入れて保冷剤を作ります。

大人でも知らない保冷剤の仕組みを子供と一緒に学ぶ機会を提供してくれます。

  • 子供と一緒に保冷剤の仕組みを観察
  • 保冷剤の中身がわかる!
  • 夏の自由研究につかえる!

クーラーショックは医療薬品などの輸送現場で使用される特殊な技術を応用してつくられています。

比較テストではサイズが小さく、不利な戦いでしたが、医療に関する現場で使われている実績ある保冷剤です。

メリット
  • -7.8℃を長時間保冷する技術
  • 小さいので扱いやすい
  • 保冷剤の仕組みがわかる
  • 子供の自由研究につかえる
デメリット
  • 自分で水を入れなければいけない
  • デザインが欧風でかっこいい

 

詳細なレビュー記事はこちら

保冷力比較テスト

保冷力テスト風景

保冷力比較テスト条件

実験に使う道具

・保冷剤
・温度計(EDISON SMART)
・600mL冷凍水(ペットボトル)
・DAISO 発泡スチロール

テスト内容

以下の情報を比較する。

・24以上の温度推移
・12時間後の氷の溶け具合

比較テストは同時に開始するため、完全に同条件で実施されています。

倍速凍結氷点下パック vs アイスエナジー

測定日 4月初旬
最高気温 17 ℃ 最低気温 11 ℃
開始時刻 AM 06:30

倍速凍結氷点下パックとアイスエナジーの温度推移

前半はアイスエナジーが低温をキープ、後半は倍速凍結氷点下パックが低温をキープしています。

氷の残量は、

アイスエナジー LOGOS
倍速凍結
氷点下パック
15h後 543 g 584 g
39h後 0 g 16 g

長時間の保冷になると倍速凍結氷点下パックが強く保冷することがわかりました。

キャンプや真夏にクーラーボックスから冷えたビールを一気飲みする。

気をつけてください、もしかすると凍っているかもしれません😁

 

詳細なレビュー記事はこちら

アイスエナジー vs クーラーショック

測定日 4月初旬
最高気温 21 ℃ 最低気温 9 ℃
開始時刻 AM 06:30

アイスエナジーとクーラーショック温度推移

アイスエナジーは前半の急激な冷却が得意、後半はクーラーショックより少し低温をアイスエナジーがキープする結果となりました。

氷の残量は、

アイスエナジー クーラー
ショックS
15h後 599 g 576 g
39h後 0 g 0 g

前半はアイスエナジーが氷の溶け具合が低いです。

39時間後、氷は完全に溶けていました。

アイスエナジーは医療用途に開発された本格的な保冷剤です。

アウトドア向けにデザインを決める際、キャンパーの意見を多く取り込みパッケージが開発されました。

インテリアのようにキャンプの雰囲気を邪魔しないおしゃれ保冷剤です。

 

詳細なレビュー記事はこちら

クーラーショック vs 3COINS

測定日 4月中旬
最高気温 17 ℃ 最低気温 7 ℃
開始時刻 19:30

前半は-7.8℃設定のクーラーショックが、後半は3COINSが低温をキープしています。

氷の残量は、

クーラー
ショックS
3COINS
保冷剤
24時間後 287 g 302 g

24時間後3COINSの氷が15g多く残っていました。

クーラーショックSはコンパクトで強い保冷力が魅力です。

我が家では冷凍庫がパンパンで保冷剤を入れるのが大変でしたが、クーラーショックは隙間に入るので便利です😁

詳細なレビュー記事はこちら

DAISO vs 3COINS

測定日 7月初旬
最高気温 32 ℃ 最低気温 24 ℃
開始時刻 AM 06:30

3COINS保冷剤とダイソー氷点下保冷剤の保冷力比較実験の温度推移グラフ

前半は-10℃まで冷やせるダイソー氷点下保冷剤、後半は3COINSが低温をキープする展開となりました。

氷の残量は、

3COINS
保冷剤
ダイソー
氷点下保冷剤
24時間後 131 g 128 g

24時間後、3COINS保冷剤がわずかにダイソー氷点下保冷剤を上回る結果となりました。

詳細なレビュー記事はこちら

保冷剤の選び方

5種類の保冷剤

保冷剤選びで気を付けることは、「何を冷やすか」です。

氷点下の保冷剤を使うと、接している食材は凍ります。

凍らせたくない場合は、配置に気を付けるか、0℃の保冷剤を選ぶ必要があります。

保冷力の高さ

最強の保冷力は大事ではない。

保冷剤比較テストの結果から、保冷力に極端な差はないことがわかりました。

当サイトで紹介した保冷剤は比較テストで保冷力が証明されています。

何を冷やすか」に注意して、好きな保冷剤を選んでください。

保冷力重視の方は、「LOGOS倍速凍結氷点下パック」「アイスエナジー」がおすすめです。

保冷剤のサイズ

小型クーラーボックス&バッグの場合は、サイズに注意してください。

特に、7L~10Lのクーラーボックスは保冷剤が綺麗に入らない場合があります。

☟ 保冷剤のサイズを間違えると、、

小型のクーラーボックスでは保冷剤が上手く配置できないことがあります。

保冷剤の入れ方の失敗例

保冷剤の入れ方失敗例

保冷剤のタイプの違い

保冷剤にはハードタイプとソフトタイプがあり、特徴は以下のようになります。

☟ ハードタイプ

外装がプラスチックの保冷剤で、主にポリエチレンが使用されています。

☟ ソフトタイプ

袋に入った保冷剤で、主にナイロン、不織布が使用されています。

それぞれの特徴を一覧にしました。

ハードタイプ ソフトタイプ
特徴 耐久性に優れ、保冷力の
高いタイプが多い。
薄い形状から、クーラー
ボックス内で整理しやすい。
メリット ・保冷力が高い
・耐久性が良い
・場所をとらない
・凍結時間が早い
デメリット ・場所をとる
・凍結時間が長い
・衝撃で外装に穴があく可能性

重要なことは「何を冷やすか」です。

冷やす対象にあった保冷力、保冷時間の保冷剤を選びましょう。

保冷剤おすすめ3選

キャンプや釣りにおすすめの保冷剤は以下の3選です。

私が普段使っていて、保冷力、デザイン、コストに満足している保冷剤を選びました😁

画像をクリックで詳細が見れます。

保冷剤おすすめ3選

順位 商品名 画像 価格 円 サイズ cm 容量 g 再凍結 h 温度 ℃
1位 LOGOS
倍速凍結
氷点下パック
1,200 W19.6×H13.8×D2.6 600 24~36 -16
2位 アイス
エナジー
1,100 W24.5×H17.0×D3.0 500 24 -10
4位 DAISO
氷点下パック
220 W19.0×H14.0×D2.4 520 24 -10

保冷剤 Q&A

よくある質問に回答します。

長持ちする保冷剤は?

保冷剤の寿命はありません。

耐久性の面ではハードタイプの保冷剤が長もちします。

ソフトタイプの保冷剤でも鋭利なもの、落下など衝撃を与えなければ外装が破けることはないです。

保冷剤が凍らないのはなぜ?

以下が考えられます。

  • 冷凍庫の温度設定
  • 保冷剤同士重なっている
  • 冷凍庫の開閉回数が多い

上記を確認してもう一度凍結をお試しください。

倍速凍結氷点下パックは36~48時間程度凍結にかかる場合があります。

保冷剤の捨て方

保冷剤の中身は、吸水性ポリマーと水、塩などです。

燃えるゴミとして捨てることができます。

各自治体のごみの捨て方マニュアルで確認してみてください。

我が家の冷凍庫事件

私は日頃から、クーラーボックスや保冷剤の保冷力を比較テストしています。

冷凍庫に保冷剤がありすぎて嫁から怒られてしまいました💦

保冷剤を選ぶ際は、冷凍庫の容量も考えてサイズを決めてください😁

まとめ

本記事では、人気保冷剤を比較テストして保冷力最強を決めました。

その結果、保冷力に極端な差はないことがわかりました。

保冷剤を選ぶ時は、「何を冷やすか」を考えて、保冷剤の冷却温度を決めてください。

キャンプや釣りに使用する場合は、保冷力ランキングが上位のものを選ぶことをおすすめします。

この記事がみなさまの保冷剤選びの参考になれば幸いです

 

人気の記事☟

小型のクーラーボックス、バッグ☟