どうも、ゆうです。
大阪フィッシングショーでガイドの修理について学びました。
新しいガイドと、いくつかの道具を買えば自分で治すことができます。
今日はガイド修理方法と一緒にFUJIのガイド修理製品をご紹介します。
FUJIはカスタムロッドの製作や、ロッド周りのトラブルを減らす道具の開発など私たちの釣行を支える企業です。
私はケチなので、自分で直せるものは自分で直したい。
FUJIの技術の方に聞くと、折れたガイドの修理はメーカーに出すと時間とお金がかかるのがデメリットとお話されていました。
メリットは確かな技術で修理できること。
大切なロッドをどうするかは自分の判断です。
私は、なんでも自分でやってから決める!
上手くいけば、何千円もお金を浮かすことができますので(^^♪
私と同じ考の方が、道具を揃えてガイドを自分で修理する手助けになれば幸いです。
もくじから選ぶ
メーカー依頼した場合の相場
修理費用 5000円~!
メーカーや釣具屋さんなど修理をしてもらう際の相場を示します。
工賃のみで以下のようになります。
シングルフットの場合、最低1600円〜
ダブルフットの場合、最低2500円〜
シマノやダイワに依頼するとこれより高くなります。
ここに、送料、ガイドに応じたパーツ代が乗ってきます。
納期はだいたい2週間〜かかります。
5000円〜程度を考えておくと安心です。
ガイドを自分で修理した価格
初期費用 3000円!
素人が自分で修理することはそれ相応のリスクがあります。
そういう場合、最低でも信頼できる道具だけは必要です。
私はガイド製作の最先端で使用されているFUJIの道具をおすすめします。
目の前で実演を見ましたが、素人でも簡単にできるような工夫がなされていました。
以下に細かく紹介していきます。
「EZ イージーシリーズ」
必要なのは画像の道具だけ。
総価格は3000円ポッキリです!
それでは一つ一つ紹介していきます。
プロのおすすめ修理道具
EZ Thread
「潰れて帯状になるから巻きやすい」
ガイドをロッドに固定するための糸です。
ロッドに巻き付けテンションをかけます。
すると、薄く潰れてしなやかに折り重なっていく仕様です。(画像右)
通常の糸は隙間ができやすい!!(画像左)
その他、滑りにくい構造で巻き始めから巻き終わりまでストレスが少ない。
巻き終わりは、特殊な結び方が必要でしたが、EZスレッドは普通に縛るだけで良いです。
より詳細な説明はFUJI HP(EZ シリーズ)
これだけの性能があり、ワンコインと低価格!
☟ 商品&情報リンク☟
EZ Bobbin Holder
EZスレッドとセットで必要です。
持ちやすい大きさで、ドラグ機能付き。
ガイドに糸を巻き付ける際の、テンションのコントロールが可能です。
1500円と道具の中で一番高価ですが、メーカー修理を思えば安い投資です😁
詳細な説明はFUJI HP(EZ ボビンホルダー)
☟ 商品&情報リンク☟
富士工業 イージーボビンホルダー EZBHM (999023)
EZ Epo
「一袋だけでエポキシコート可能!」
FUJIがガイド修理用に開発したエポキシ樹脂。
通常、エポキシ樹脂と硬化剤を手元に買い揃え、特定の混合比でブレンドして使用します。
ブレンド比率によって、硬化時間、仕上がりが異なります。
都度、計量して混ぜて使うのはめんどくさい!
そんな方は、EZ EPOにお任せしましょう。
硬化剤、樹脂がセットになっているので楽チンです。
仕上がりもプロ仕様なので安心。
硬まったら取れません!カチカチ!(上部画像参照)
詳細な説明はFUJI HP(EZ エポ)
☟ 商品&情報リンク☟
EZ CoatingKit
「作業する上で外せない道具らしいです」
画像の、白いお皿とチャコペンみたいなやつです。
実際に現場でプロが作業する上で開発していった道具だと言っていました。
いろいろ使ったが、この道具を使うことで樹脂の塗布精度が上がるそうです。
画像のように置いてエポキシ樹脂を塗ります。
この時、均一に薄く延ばすのに最適と言っていました。
私たちは素人なので、プロの道具を使うに越したことはないでしょう。
(フィニッシングモーター)
Youtubeリンクをご覧ください☞FUJI
FUJI YOUTUBEより参考動画として引用しています。
かなり便利ですが、少しお高いです。
より精度の高い仕上がりを求める方は必須でしょう。
糸巻き、エポキシ樹脂の塗布、乾燥時に重宝します。
☟ 商品&情報リンク☟
富士工業(FUJI KOGYO) フィニッシングモーター FMM
修理の仕方
ガイドの外し方
必要な物
ライター、カッター、定規
①ガイドを下側へ向け、ライターでガイドの足周辺を炙る
②コーティング剤が柔らかくなるので、カッターで削り取る
これを繰り返し行います。
③ガイドを外し、糸、コーティング(根気強く)を外す
④ガイドを外す時に、ガイドの取り付け位置をマーク
以下、注意点
熱でロッドにダメージを与えないように注意!
心配な方は、ドライヤーの使用を推奨します。
ガイド取り付け方
ガイドを添えて、糸を巻いていきます。
この時、他のガイドと歪みのないように注意して作業します。
巻き終わりは自由に縛ってください。
縛り終わった後、ガイドがぐらぐらしないことを確認します。
しっかり固定されていればOK(^^♪
次は、樹脂コーティングです。
容器に樹脂を絞り出し、糸の上から塗っていきます。
理想はロッドを常に回転させながら塗りたいところです。
回転することで、均一な膜厚の仕上がりになります。
しかし、現場でプロの方がおっしゃるには最悪回転がなくても大丈夫ということでした。
仕上がりはこんな感じです!
レベルが上がってきたら、おしゃれ巻きにチャレンジしよう!
修理後は一応テスト
ガイドにラインを通して、糸を固定します。
水を入れたペットボトルでもOK。
50cmほどのシーバスが釣れたと想定して曲げてみてください。
曲がり方に違和感や、修理したガイドのずれ、歪みが見られなかったら修理は終了です。
実釣の時に、キャスト後のガイドの歪みもチェックしてください。
竿の反る方向になった時にガイドに変化がないことを確認します。
ガイドの役割
ガイドの修理がメインなので、最後になりました。
ガイドの役割は竿の曲がり方をコントロールすること。
ロッドの適切な位置にガイドを配置することで竿にかかる負荷を分散しています。
そのため、ガイドが故障したまま竿を使用すると、ロッド自体の破損に繋がります。
ガイドを自分で交換するメリット
大きなメリットは費用の削減です。
自分で直すことで、2~3千円ほど節約できます。
そのお金で、欲しいルアーやPEライン、小道具など買うことができます。
また、釣り具の構造を理解できます。
私は修理方法を見るまで、糸でガイドが巻かれていることを知りませんでした。
また、ガイドの役割についても考えたことはなく、ガイドの種類の豊富さも知らなかった。
自分で修理をすることで、学ぶことが多いこともメリットと言えます。
是非一度自分で修理をしてみてはいかがでしょうか。
記事中で紹介した製品
見にくいレイアウトお許しください。
記事で紹介した製品を一覧にしました。
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さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。
新鮮で美味しいお魚が食卓に並ぶことを祈っています。
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