保冷剤は何時間持つ?種類別に溶けるまでの時間を徹底調査

保冷アイテム

保冷剤は何時間持つ? アイキャッチ

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  • 保冷剤って何時間もつの?
  • お弁当や買い物に何個いるの?
  • 夏でも長時間冷やせるのはどれ?

そんなお悩みを解決できる記事です。

私はアウトドアが大好きで、保冷アイテムの性能には徹底的にこだわっています。今まで40種類以上の保冷アイテムの保冷力を比較し、記事にしてきました。

この記事では、ケーキ屋さんで貰う小型保冷剤から、キャンプ向けのハード保冷剤まで、種類別に「何時間持つのか」を徹底検証しました。検証にはランチバッグ・買い物用保冷バッグ・キャンプ用保冷バッグを使い、実際の使用環境に近い条件で持続時間を比較しています。

この記事を読めば、「自分の用途では何時間くらい持つのか」、「どの保冷剤を選べばいいのか」、「保冷剤が何個必要なのか」がわかります。

夏に「もう、ぬるくなってる…」と悩みたくない方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事を書いた人

クーラーブロガー

ゆう

You

プロフィール

釣り・キャンプ歴20年以上。現在は家族とのアウトドアライフをこよなく愛するアングラー・キャンパーです。本業はメーカー現役の研究者。「比較検討のプロ」として、単なる感想ではなく、実験に基づいた数値化・事実追究を徹底しています。当ブログでは、実際の使用や保冷テストなどの検証結果をもとに、正確で再現性のある情報を発信。メリットはもちろん、致命的なデメリットも隠さずお伝えすることで、「読者がギア選びで絶対に失敗しないこと」をモットーに運営しています。

【検証結果】保冷剤は何時間持つ?

スーパーで貰う小型の保冷剤キャンプ用の保冷剤を揃えて(下画像)、各保冷バッグ内で保冷剤が何時間持つのか測定しました。

実験で使用した保冷剤、保冷バッグ

保冷剤が溶けるまでの時間をまとめたグラフは以下です。買い物用保冷バッグはサーモス、キャンプ用はエアロゲルです。

保冷剤は何時間で溶けるのかグラフ
※測定環境 : 25~28℃の室内(6月初旬測定)

保冷力は、保冷剤の中身容量が大きく関係します。そのため、小型の保冷剤と比較して、大きい保冷剤は保冷持続時間が長いです。

保冷剤が溶けるまでの時間は、0℃保冷剤が長いですが、バッグ内の最低温度は圧倒的に氷点下保冷剤が低いです。

今回の測定結果を一覧にしました。

保冷バッグ 保冷剤 溶けるまで
の時間(h)
最低温度
(℃)
ランチバッグ
(THERMOS)
小型ソフト
(40g)
3 15~20
ランチバッグ 中型ソフト
(100g)
4 15~20
ランチバッグ LOGOS小型 4 10~15
ランチバッグ ステンレス小型 4 15~20
買い物用
(THERMOS)
0℃ ソフト 12 10~15
買い物用 -11℃ ソフト 10 5~10
買い物用 0℃ ハード 10 10~15
買い物用 -11℃ ハード 9 5~10
キャンプ用
(エアロゲル)
0℃ ソフト 13 10
キャンプ用
(エアロゲル)
-11℃ ソフト 10 5
キャンプ用
(エアロゲル)
0℃ ハード 9 10
キャンプ用
(エアロゲル)
-11℃ ハード 10 5

ランチバッグはサーモス、買い物用保冷バッグはサーモス ソフトクーラー15L、キャンプ用はエアロゲルソフトクーラーを使用。

保冷剤の必要個数の目安を図解

保冷剤目安-保冷剤-LOGOS氷点下パック

保冷剤の目安は、「保冷バッグ容量(L)×0.1」で計算できます。たとえば、20Lの保冷バッグなら2kg(2,000g)分の保冷剤が必要です。

ただし、上の図解は24h保冷する場合の保冷剤の量です。日帰り、買い物の場合は半分以下の量でも十分持ちます

ランチバッグの場合は、氷点下保冷剤ではなく、お弁当が凍らないように0℃の保冷剤をつかいます。

お弁当用は小型保冷剤、日帰りのお出掛けならダイソーの氷点下保冷剤が経済的です。一方で、冷凍食品などの買い物やアウトドアでつかう保冷剤は以下がおすすめです。

保冷剤おすすめ2選

商品名 画像 価格 円 特徴 再凍結 h 温度 ℃
LOGOS倍速凍結
氷点下パック
当ブログ調べ
保冷力最強の保冷剤
アウトドアはコレ!
24~36 -11
ステンレス
保冷剤
半永久的に壊れない
抗菌作用あり
重いのがデメリット
4 0

買い物用途では、氷点下保冷剤は食材を傷める可能性があるため、0℃の保冷剤を選んでください。毎日使う方は、「ステンレス保冷剤」がおすすめです。

当ブログ内では人気保冷剤をテストし、忖度のない保冷力ランキングを公表しています。


保冷剤の持続時間が変わる3つの要因

  • 外気温
  • 保冷バッグ等の性能
  • 保冷剤のサイズ

上記に挙げた3つの要因で、保冷剤の持続時間は大きく変わります。以下に実際に測定した例を挙げて解説していきます。

外気温

ハイパー氷点下クーラー季節別保冷力

上のグラフが、ハード型の氷点下保冷剤2枚をつかってハイパー氷点下クーラーの内温を記録したものです。冬では24時間後も5℃付近を維持していますが、夏は7時間程度で5℃を超えています。

外気温の影響が大きいことがわかります。夏には保冷剤を増やすなどの対応が必要です。

クーラーボックス、保冷バッグの性能

保冷バッグやクーラーボックスの性能の差も保冷剤が何時間持つかに大きな影響があります。以下のグラフは同じ保冷剤、同じ時間に同時にテストしました。

上グラフは、4000円のCHARMANTと、1万円のハイランドクーラーの保冷力の比較です。

10℃を超えるまでの時間を比較すると、倍の時間差があることがわかります。クーラーボックスの性能で保冷剤の持続時間が倍近く変わっています。

ハイパー氷点下クーラー vs Coleman 保冷力対決温度推移グラフ

最強の保冷力で人気なLOGOSハイパー氷点下クーラーとColemanの中堅モデルのエクストリームアイスクーラーで比較しました。

10℃に到達するまでに3時間の差があり、保冷性能の差が保冷剤に与える影響は大きいです。

記事内で出てきた保冷バッグ、クーラーボックスの保冷力や価格は以下で確認できます。

保冷剤のサイズ

保冷剤のサイズ

保冷剤のサイズが大きいほど、中に入っている冷却材の量が増えるため、長時間冷たさを維持できます。

たとえば、ケーキ屋さんでもらえる小型保冷剤は1〜2時間程度の持ち歩き向けですが、大型のジェル保冷剤やハード保冷剤は、買い物やキャンプでも長時間保冷できます。

そのため、「どれくらいの時間冷やしたいのか」に合わせて、適切なサイズを選ぶことが重要です。

ランチバッグで何時間持つ?

ランチバッグと保冷剤持続時間

お弁当の持ち運びには、ランチバッグを使う方が多いと思います。私も普段は、ケーキ屋さんでもらった保冷剤を再利用しています。

ただ、夏場は「お昼まで冷えているの?」と不安になることもあります。そこで今回は、ランチバッグの中で保冷剤が何時間持つのかを実際に検証しました。

ケーキ屋さんでもらえる保冷剤

小さい保冷剤とランチバッグ

小さい保冷剤2個(計60g)と中くらいの保冷剤(100g)で保冷バッグの中で何時間もつのか検証しました。

小さな保冷剤が溶ける時間検証

結果、小さい保冷剤2個は約3時間、中くらいの保冷剤は約4時間で完全に溶けました。また、温度計の推移を見ると、保冷剤から離れた場所(写真右側)は温度が上がりやすく、保冷効果が弱い傾向です。

検証の結果、ケーキ屋さんでもらえる保冷剤は、ランチバッグ内で3〜4時間程度持つことがわかりました。ただし、しっかり冷やせるのは保冷剤の近くが中心となります。

コンパクト保冷剤

LOGOS,ステンレスコンパクト保冷剤

ランチバッグ保冷用の「LOGOS」と「ステンレス」のコンパクト保冷剤が何時間持つか検証しました。

LOGOS ステンレスコンパクト保冷剤温度推移

結果、両者ともに4時間で完全に溶けました。LOGOSは氷点下-11℃まで冷やせるため、温度低下がはっきり確認できました。

検証の結果、メーカーの保冷剤はランチバッグで4時間程度持つことがわかりました。両者ともケーキ屋さんの保冷剤よりも温度の低下が確認でき、冷却効果が強いです。

ただし、しっかり冷やせるのは保冷剤の近くが中心となります。

買い物用保冷バッグでは何時間持つ?

保冷バッグと保冷持続時間比較

上画像のジェル型保冷剤とハード保冷剤をつかって保冷剤が何時間持つのか実験しました。保冷バッグ内の温度推移と、保冷剤がいつ溶け切ったかを見ました。

結果から言うと、

ジェル型保冷剤の0℃タイプは12時間、氷点下タイプは9時間で溶けました。ハード保冷剤の0℃タイプは約10時間、氷点下タイプは約9時間で溶けていました。

氷点下保冷剤は最低温度が低く、冷凍食品や肉、魚など生鮮食品の保冷に向いています。

大型ジェル保冷剤

結果、

LOGOS氷点下は9時間、キャプテンスタッグ0℃は12時間で溶け切りました。

最低温度は氷点下保冷剤が低いですが、長時間一定温度に保冷する能力では0℃の保冷剤が優秀です。

ハード保冷剤

ハード保冷剤は中が見えにくく、どこで溶けたかは推測になります。

買い物用保冷バッグで保冷剤が何時間持つかグラフ

結果、

LOGOS氷点下保冷剤は9時間、3COINSの0℃保冷剤は10時間で溶け切りました。

キャンプ用保冷バッグでは何時間持つ?

保冷バッグと保冷持続時間比較

上画像のジェル型保冷剤とハード保冷剤をつかって保冷剤が何時間持つのか実験しました。保冷バッグ内の温度推移と、保冷剤がいつ溶け切ったかを見ました。

結果から言うと、

ジェル型保冷剤の0℃タイプは13時間、氷点下タイプは10時間で溶けました。ハード保冷剤の0℃タイプは約9時間、氷点下タイプは約10時間で溶けていました。

買い物用保冷バッグと比較して、一時間程度長く溶けるまでに時間がかかりました。

大型ジェル保冷剤

結果、

LOGOS氷点下保冷剤は10時間、キャプテンスタッグの0℃保冷剤は13時間で溶け切りました。

ハード保冷剤

ハード保冷剤は中が見えにくく、どこで溶けたかは推測になります。

結果、

LOGOS氷点下保冷剤は10時間、3COINSの0℃保冷剤は8~9時間で溶け切りました。

保冷剤を長持ちさせるコツ

保冷性能を向上させるために、保冷剤の効果を持続させる方法以下、3点を解説します。

  • 保冷剤を上側に置く
  • 隙間を減らす
  • 開閉回数を減らす

保冷剤を上に置く

フツーノアイスとソフトくらひこのフタ裏ポケット

冷気は下へ落ちていきます。荷物をつめた後に、上からフタをするように保冷剤を配置してください。

画像のように、フタ裏にポケットがある場合は積極的に活用しましょう。

隙間を減らす

クーラーボックスや、保冷バッグにの隙間をなくしましょう。フタを開閉する度に、隙間の空気が入れ替わり温度が上がってしまいます。

私は、タオルや布(上着)、百均のウレタンマットを敷いたり工夫をしています。ウレタンマットを底に敷いておくと、結露しにくいのでおすすめです。

開閉回数を減らす

フタを開けると、クーラー内の温度が上昇します。その度に、保冷剤が熱を吸収して、どんどん溶けていきます。

保冷性能を低下させる一番の原因がフタの開閉です。どんなに高性能な保冷バッグでもフタを何度もあけると本来の性能は発揮できません。

まとめ

この記事では、ケーキ屋さんでもらえる小型保冷剤から、キャンプ向けのハード保冷剤まで、種類別に「何時間持つのか」を徹底検証しました。

結果は以下のグラフです。

保冷剤は何時間で溶けるのかグラフ

買い物やアウトドアでつかう保冷剤は以下がおすすめです。

保冷剤おすすめ2選

商品名 画像 価格 円 特徴 再凍結 h 温度 ℃
LOGOS倍速凍結
氷点下パック
当ブログ調べ
保冷力最強の保冷剤
24~36 -11
ステンレス
保冷剤
半永久的に壊れない
抗菌作用あり
重いのがデメリット
4 0

買い物用途では、氷点下保冷剤は食材を傷める可能性があるため、0℃の保冷剤を選んでください。毎日使う方は、「ステンレス保冷剤」がおすすめです。

 

クーラーバッグの記事はこちら☟

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