
- コメリのタフクーラーの保冷力って実際どうなの?
- どんな使い方をするのが一番おすすめ?
- 他の保冷バッグと比較して保冷性能が良いの?
そんなお悩みを解決できる記事です。
私はアウトドアが大好きで、保冷アイテムの性能には徹底的にこだわっています。今まで30種類以上の保冷アイテムの保冷力を比較し、記事にしてきました。
この記事では、コメリのタフクーラーを日本屈指の保冷力を誇る「LOGOSハイパー氷点下クーラー」「サーモスミッフィー保冷バッグ」という高性能ソフトクーラーと比較しました。
この記事を読めば、コメリ タフクーラーの保冷力が具体的にどのくらい持つのか、他社品との比較でわかります。
結論として、コメリ タフクーラーの保冷力はロゴスのハイパー氷点下クーラーに迫る性能だとわかりました。価格が倍以上異なることを考慮すると、コメリタフクーラーは驚異のコストパフォーマンスです。
高い保冷力の理由は、断熱材に20mm厚のウレタンフォームを使用しているためです。その反面、クーラーバッグ自体の大きさは他社の12Lのモノと比較すると大きくかんじるかもしれません。
記事内では、上記の他にもコメリ タフクーラーのメリットやデメリットを写真付きで解説しているので最後までチェックしてみてください。
ポイントまとめ
【コメリ タフクーラー】
コメリでN0.1の保冷性能
サブクーラーとして便利
トートとボックス型の2WAY仕様

保冷力※
デザイン
運搬
おすすめ
- 優れた保冷性能
- ショルダー付きで運搬しやすい
- トートとボックス型の2WAY仕様
- 断熱材の厚みがある
- 外ポケット、ループ付が便利
- 12Lの保冷バッグにしては大きい
- おりたたみできない
- 見た目は少し武骨
タップできる目次
クーラーブロガー
ゆう
You
釣り、キャンプ歴は20年以上のベテラン。今は家族で釣り、キャンプをすることが大好き😁 普段はメーカーの研究者として働き、比較検討には自信があり、メリットもデメリットもはっきり伝える忖度のない商品レビューを意識しています。
【保冷力対決】コメリ タフクーラー vs ハイパー氷点下クーラー
保冷力比較結果は以下です。
コメリタフクーラーよりもハイパー氷点下クーラーの方が保冷力が強い結果となりました。しかし、その差は想像以上に小さいものでした。
ハイパー氷点下クーラーはソフトクーラーの中でもトップレベルの保冷性能を持つことで有名です。価格が倍以上する相手にもかかわらず、コメリ タフクーラーは健闘しました。
使用したソフトクーラーを一覧にしました。容量は同じで価格に倍以上の差があります。
コメリ
タフクーラー |
ハイパー
氷点下クーラー |
|
---|---|---|
容量 L | 12 | 12 |
サイズ cm | W36×D29 ×H30 |
W30×D25 ×H24 |
重さ g | 850 | 900 |
断熱材 | ポリウレタン | ポリエチレン |
価格 (円) | 3,000 | 7,700 |
※コメリ タフクーラーラインナップ
※ハイパー氷点下クーラーラインナップ
保冷力対決の比較結果
保冷力実験中のコメリタフクーラーとハイパー氷点下クーラー内の温度推移は以下のグラフです。
スタートから10時間まではコメリタフクーラーの方が1~2℃低温を維持しています。10時間以降はハイパー氷点下クーラーと逆転する結果でした。
続いて、氷の残量を比較します。
コメリ
タフクーラー |
ハイパー
氷点下クーラー |
|
---|---|---|
12h後 | 464 g | 505 g |
24h後 | 50 g | 110 g |
ハイパー氷点下クーラーがタフクーラーより多く氷が残る結果となりました。
【保冷力コスパ対決】タフクーラー vs サーモス 保冷バッグ
保冷力比較結果は以下です。
コメリタフクーラーはサーモス ミッフィー保冷バッグより保冷力が強い
見た目は同じ大きさですが、タフクーラーの方が断熱材が厚く、多く入っています。保冷性能ではコメリのタフクーラーが優秀です。
コメリ
タフクーラー |
ミッフィー
保冷バッグ |
|
---|---|---|
容量 L | 12 | 17 |
サイズ cm | W36×D29 ×H30 |
W46.5 × D21.5 × H32 |
重さ g | 850 | 300 |
断熱材 | ポリウレタン | ポリウレタン |
価格 (円) | 3,000 | 2,100 |
保冷力対決の比較結果
保冷力実験中のコメリタフクーラーとサーモスミッフィー保冷バッグ内の温度推移は以下のグラフです。
スタートから10時間はミッフィー保冷バッグが低い温度をキープしています。おそらく温度計の位置が保冷剤に近かったためと推測しています。
10時間以降はタフクーラーが低温を維持する結果となりました。
氷の残量を比較すると、
コメリ
タフクーラー |
ミッフィー
保冷バッグ |
|
---|---|---|
12h後 | 490 g | 400 g |
コメリタフクーラーがより多く氷が残る結果となりました。
【写真付き】タフクーラーの容量・サイズ感をレビュー
ナチュラルシーズン(コメリの自社ブランド)タフクーラーのラインナップを一覧にしました。
☞ 表は横にスクロールできます
ナチュラルシーズン タフクーラー |
|||
---|---|---|---|
容量 L | 5 | 12 | 20 |
カラー | グレー | グレー、モカ | グレー、モカ |
サイズ cm | W26×D17.5 ×H16 |
W36×D20 ×H30 |
W43×D26 ×H32 |
重さ kg | 0.45 | 0.85 | 1.1 |
断熱材 | ポリウレタン | ポリウレタン | ポリウレタン |
価格 (円) | 1,980 | 2,980 | 3,980 |
今回は私が実際に愛用しているコメリ タフクーラーの12Lモデルを徹底的にレビューしていきます。
前面はポケット付きで、レジャーシートなどある程度大きなものも入ります。
後面はデイジーチェーン付で、小道具を引っ掛けておくのに便利です。
バックルを外すとトート型とボックス型の2WAY仕様に変化します。
女性でも持ちやすく、ショルダーベルト付なので運搬も安心!
12L容量の割には大きく感じていましたが、意外と空間にフィット。ロゴがないシンプルなデザインで場に溶け込みます。
他社のクーラーバッグとサイズ感を比較
キャプテンスタッグのスーパーコールドクーラー(12L)と比較します。
サーモス ミッフィー保冷バッグ、無印買い物バッグと比較します。
17L、21L容量のクーラーバッグと比較して同じ大きさです。タフクーラーは12Lなので、容量に対して大きいことがわかります。
大きい理由は、厚さ2cmの断熱材が全体に敷き詰められているからです。大きさからも保冷を重視したクーラーバッグだとわかります。
コメリタフクーラーの口コミ・評判
「ナチュラルシーズン タフクーラー」「コメリ タフクーラー」でヒットした中での評判をまとめました。
- 自社販売だからコスパが良い
- 2WAY仕様で荷物量に応じて変えられる
- 断熱材がウレタンで20mmと厚く、安心感がある
- 2Lのペットボトルが縦に入る
- 結露がでやすい
- 断熱材が厚いため、全体的にかさばる
- デザインのバリュエーションが少ない
- Amazon・楽天で購入できない
「コメリが作って、コメリで売るから性能は良いけど価格控えめが実現できる」というコメントになるほどと思いました。
コメリ タフクーラー12Lモデルのユーザーである私の口コミは以下です。
キャンプの時に飲み物を入れる専用クーラーとして使っています。「2Lペットボトルが縦に入る」、「車の座席の間にフィットするスリムさ」がとても使いやすいです。
クーラーボックスだと開け閉めが面倒だったり、場所をとったりするのでタフクーラーのようなクーラーバッグだとすっきり整理できます。
何かとお金がかかるキャンプにコスパの良いタフクーラーを選んだのは良い判断でした。
コメリ タフクーラーおすすめポイント4選
コメリのタフクーラーは大手ホームセンターの自社ブランド製品です。圧倒的なコストパフォーマンスが魅力ですが、それ以外に4つのメリットを紹介します。
極厚ウレタンフォームで保冷性能が高い
タフクーラーの保冷性能の良さは、極厚20mmの高密度ウレタンフォームからきます。しっかりとした断熱材が冷気を逃がさず、真夏の暑い日でも飲み物や食材を長時間キンキンに冷やした状態を保ってくれます。
ハイパー氷点下クーラーとの保冷力比較実験でも価格からは想像できない保冷性能を発揮していました。
大きなポケットと小物を引っ掛けるループ
前面には大きなポケットがあり、カトラリーやウェットティッシュなど、すぐに取り出したい小物を収納するのに便利です。
後面にはカラビナなどを引っ掛けられるループが付いており、キャンプや釣りで小物を引っ掛けておけます。
トート、ボックス型の2way仕様でつかえる
収納する物の量やシーンに合わせて、トート型とボックス型の2通りの使い方ができます。
トート型にするとより多くの荷物が入ります。ボックス型はすっきりコンパクトに見える良さがあります。
以下の2点の理由から、保冷効果はボックス型の方が高くなります。
- ボックス型の方が容量が小さい
- バックルで閉めこむため、一部の断熱材の密度が上がる
状況によってフレキシブルに使い分けができます。
裏地が引き出せて手入れしやすい
タフクーラーは裏地を本体から引き出して丸洗いできるため、汚れても簡単に手入れできます。洗うとき、乾燥する際は破かないように気を付けてください!
ここは気になるポイント2選
デメリットをユーザー目線でズバッとお伝えします。
容量の割に見た目が大きい
高い保冷力を実現するために、タフクーラーには厚い断熱材が使われています。同じ容量の他社製品や一般的なクーラーバッグと比較すると、大きめなつくりです。
縦、横は大きいですが、幅はスリムなので、収納時の収まり自体は悪くありません。ご購入の際は、サイズ感をよく確認してください。
デザインに可愛さはない
機能性を追求したタフクーラーは、シンプルで実用的なデザインが特徴です。「可愛い」「おしゃれ」といったデザイン性を重視する方には物足りなく感じる可能性があります。カラーバリエーションも「モカ」、「グレー」と少ないため、見た目のこだわりが強い方には向いていません。
機能も価格も妥協なしで賢く選ぶならタフクーラー!
キャンプ、アウトドア用品って何かとお金がかかります、、、
私は良いモノならお金を出しても良いと思っていますが、賢い買い物をしたときの満足感も好きです。その点、タフクーラーは保冷力や機能面において優秀なクーラーバッグでした。
1日のアウトドアであれば、お子さんが大好きなジュースやお菓子も、朝から夕方までキンキンに冷えたままキープできます。ソフトクーラーにありがちな「もうぬるくなってる?」といった不満を感じることは、まずないでしょう。
コメリのタフクーラーの最大の魅力はその圧倒的なコストパフォーマンスです。他製品と比べて浮いた数千円を、憧れのキャンプギアやちょっと豪華な食材に回せると考えたら、これ以上の満足感はありません。
保冷剤は保冷力の高いものを3つか4つ入れておくと快適につかえます。
12Lでも結構大きい見た目なので、20Lはあまりおすすめしません!20Lの容量が必要であれば、別の保冷バッグも検討してみてください。
⇒ 20L以上をお探しの方はアルティメイトアイスクーラーⅡをチェック
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