42時間の保冷力が本当か他社品と比較した!アルティメイトアイスクーラーⅡ

Fishing, クーラーボックス

当ページは広告を含んでいます
  • 本当に42時間も保冷できるの?
  • 他のものと比較して保冷力はどうなの?

そんなお悩みが解決できます。

私はアウトドアが大好きで、保冷アイテムの性能には徹底的にこだわっています。今まで20種類以上の保冷アイテムの保冷力を比較し、記事にしてきました。

この記事ではアルティメイトアイスクーラーⅡの保冷力をCAPTAIN STAGのクーラーボックスと対決形式で比較しています。

この記事を読むと、アルティメイトアイスクーラーⅡの保冷性能メリットやデメリットがわかります。

今回行った実験の条件では42時間の保冷性能は再現できませんでした。しかし、アルティメイトアイスクーラーⅡはクーラーボックス並みの保冷力を持つハイレベルのクーラーバッグです。

夏のキャンプやBBQで、『冷たい飲み物が飲みたい!』方は最後までみてください。キンキンに冷えた飲み物で安心して楽しい時間を過ごせるようにアルティメイトアイスクーラーⅡの良さをお伝えします。

ポイントまとめ

【コールマン アルティメイトアイスクーラーⅡ 25L】

フタに小窓がついている

丸洗いできる抗菌インナー

コンパクトに折り畳める

6.5

保冷力※

8

デザイン

8

運搬

9

おすすめ

※クーラーボックスの保冷力最高レベルを10点としています。
この記事を書いた人

クーラーブロガー

ゆう

You

プロフィール

釣り、キャンプ歴は20年以上のベテラン。今は家族で釣り、キャンプをすることが大好き😁 普段はメーカーの研究者として働き、比較検討には自信があり、メリットもデメリットもはっきり伝える忖度のない商品レビューを意識しています。

アルティメイトアイスクーラーⅡ 保冷力比較

楽天人気ランキング1位のクーラーバッグ「Heshare」、キャンプの定番クーラーボックス「CHARMANT」と保冷力を比較しました。

比較相手

クーラーバッグ ⇒ Heshare

クーラーボックス ⇒ キャプテンスタッグ CHARMANT(シャルマン)

保冷力実験

・保冷剤×2
・冷凍PET(600mL)
・遠隔温度計

比較項目

温度推移と氷の溶け具合

楽天人気No.1のHeshareと比較

Heshareの容量は30L、アルティメイトアイスクーラーⅡの容量は25Lです。断熱材の厚みの分アルティメイトアイスクーラーⅡが大きくなっています。

測定日の最高気温は30℃、夜の6時頃から観察を始めた時の、24時間のクーラー内温度推移が下のグラフです。

保冷力実験の温度推移グラフ

Heshareが序盤に温度低下していますが、途中で逆転してアルティメイトアイスクーラーⅡが最後まで低温を維持しています。

続いて、12時間後の氷残量の比較です。

経過時間 アルティメイト
アイスクーラーⅡ
Heshare
12 421 g 318 g
24 0g 0 g

アルティメイトアイスクーラーⅡの氷の残量がHeshareより100g多く残りました。

まとめると、

アルティメイトアイスクーラーⅡは、長時間保冷ができる実力のあるクーラーバッグであるとわかりました。

続いて、クーラーボックスと比較します。

キャプテンスタッグ シャルマンと比較

キャプテンスタッグのシャルマンとアルティメイトアイスクーラーⅡ

シャルマンは軽量小型で、本格的なクーラーボックス。コスパの良さからキャンプで大人気のエントリーモデルです。

容量はどちらも25Lサイズで、外観も近い大きさをしています。

測定日の最高気温は27℃、夜の10時頃から24時間観察を始めた時の、クーラー内温度推移が下のグラフです。

保冷力実験の温度推移グラフ

序盤はシャルマンが1〜2℃低い温度をキープしていましたが、13時間を過ぎるとほぼ同じ温度に落ち着きました。

続いて、14時間後の氷の残量を比較します。

経過時間 アルティメイト
アイスクーラーⅡ
シャルマン
14  437 g 444 g
24  0g 0 g

氷の残量はほとんど同じ結果になりました。

まとめると、

アルティメイトアイスクーラーⅡの保冷力はクーラーボックスに匹敵することが証明されました。持ち運びの手軽さと保冷力を両立した理想の保冷アイテムです。

 

フタの小窓が保冷効果を引き上げる

アルティメイトアイスクーラーⅡ

アルティメイトアイスクーラーⅡはコールマンのクーラーバッグです。保冷力は42時間とハードクーラーにも負けない性能を謳っています。(Coleman公式HP記載)

アルティメイトアイスクーラーⅡ説明

クーラーバッグに珍しい上部の小窓がついています。

小窓は物を出し入れする際に冷気を逃がしにくくする効果があります。開閉の操作が多くなっても内温が上がりにくいです。

カラーによって価格が異なり、オリーブの方が2000円ほど高いです。25Lと35Lの2サイズありますが、保冷力の設計が違う点にご注意ください。

アルティメイトアイスクーラーⅡ
商品サイズ 25 L 35 L
サイズ cm 外寸
H33×W42×32
外寸
H27.5×W36×29
重さ kg 1.3 1.47
断熱材 PEVA、ポリエステル
保冷力 h 42 49
価格 (円) 5,000~6,000 7,000~9,500

アルティメイトアイスクーラーⅡの写真付きレビュー

芝生とアルティメイトアイスクーラーⅡ

グレージュカラーで緑によく溶け込むクーラーバッグです。フタに小窓があり、保冷力を損なわず中のものを出し入れできます。

ショルダー紐と肩パッドがあって運搬面も文句なしです。。

内容量を示した画像

25Lサイズは荷物がどれくらい入るのか調べました。保冷剤の入る隙間は確保した上で、2L PETボトル×6、ワイン2本、牛乳パック2本です。

持ち手の説明画像

両サイドの持ち手部分は上で一つにまとめることができます。必須の機能ではないですが、運ぶとき手が痛くなりにくいのがうれしいです。

クイックサーブオープニング

フタの小窓は「クイックサーブオープニング」と呼んでいます。物を出し入れする時に冷気を逃がしにくくなるので保冷効果UP

クーラーバッグではあまり見かけないアルティメイトアイスクーラーⅡの特別仕様です。。

横から撮影した画像

後ろから撮影した画像

裏側には上下とも開いているポケットがあります。僕はコンパクト収納時に使うバンドを丸めて入れていますが、使い方はみなさん次第です。

保冷力UPポイントを示した画像

ファスナーを開けると、内壁が長めについています。この構造はファスナーから伝わる外気温を遮断でき保冷効果がUPします!

しかし、デメリットとしてファスナーが閉めにくいです。トレードオフの関係ですが、保冷力を優先して考える私としては、嬉しい設計です。

クイックサーブオープニングの説明

小窓部分はフタに断熱材が厚めに入っていて、隙間を埋める役割をしています。

クーラーバッグ内の画像

インナーはアルミ素材で汚れがついてもサッと洗い流せます。キャンプや釣りに行くと気を付けていても汚れてしまいます、、

そんな時、短時間で手間なく掃除ができるのは大きな魅力です。

インナーを外した画像

さらに、内側のインナーはマジックテープをはがせば簡単に取り外すことができるので、丸ごと洗ってしまえば、楽チンです!

底の画像

クーラーバッグの底に足が付いていない点でデメリットがいくつかあるので確認してください。

  • 底が汚れやすい
  • 地面の熱が伝わりやすい
  • 結露で床が濡れる

保冷力を一番に考える方は地面への直置きではなく、クーラーボックススタンドなどを利用して底上げしましょう。

 

コンパクト収納の仕方

コンパクトに折り畳む方法を示した画像

新品で購入すると付いてくる、説明書です。他メーカーのものと比べると、シンプルで簡単に畳めます。

①背面にあるベルトを出します

②底板を立てます

③底面を押し込みつつつぶします

④フタの輪っかにベルトを固定

たたみ終わりの画像

完成はこんな感じでコンパクトになります。

クーラーバッグの厚みをペットボトルと比較した画像

センスのない画像で申し訳ないですが、厚みをペットボトルと比較しました。

25Lのクーラーバッグがここまで小さくなります。荷物の隙間や、後部座席の足元などどこにでもおけますよ😁

購入者の口コミ

口コミを調査して、意見をまとめました。

 

REVIEW
  • レビュー Aさん

    4

    2人でキャンプに行くにはちょうど良いサイズです。保冷剤を多めに入れると翌朝に冷たいお茶が飲めました。

  • レビュー Bさん

    3

    雨の中放置すると小窓から浸水します。底の断熱材が薄いため、結露で濡れるので注意してください。

  • レビュー Cさん

    5

    7月キャンプで翌朝まで冷えていました。買い物の時もレジカゴ分がぴったり入るのでうれしいです。

もっと見る Amazonレビューページ

Amazonレビューが50件以上あるので確認してみてください。

まとめると、

  • 高い保冷力が高評価
  • 小窓から雨が浸水
  • 底が結露して濡れてしまう

保冷力にみなさん満足している意見が多かったです。

気になった口コミとして、「小窓から雨が浸水する」「底が結露する」がありました。

結露で底が濡れるクーラーバッグまたはクーラーボックスは多いです。結露は断熱材が薄いことや保冷剤を底に置くことが原因です。

底から地面の熱を伝えるため、保冷力が落ちてしまうデメリットに直結します。解決策としてクーラーボックススタンドを使用してください。

小窓から雨が浸水するという意見がありましたが、濡れない場所に置いておきましょう。

僕が選んだ理由

より快適にキャンプを楽しめるようにしたいという想いからサブクーラーとして購入しました。部屋に収納スペースがないこともあり、折りたためるクーラーバッグを探していました。

キャンプに耐える保冷力があり、肩パッド付、小窓付きのアルティメイトアイスクーラーⅡが魅力的で即決しました😁

Amazonで購入しましたが、1ヵ月で200個以上売れていて、口コミも評価も高いのも背中を後押しされました。

同時に迷っていたクーラーバッグは、ハイパー氷点下クーラーでした。12Lサイズを持っていて、25Lに買い替えるかという感じでしたが、新しいものに挑戦しました。

>> ハイパー氷点下クーラーのレビュー記事へ

保冷剤選びは妥協してはいけない

保冷剤によって保冷性能は異なります。保冷剤を2通りのパターンに分けて紹介します。

保冷剤のサイズは6Lの小型クーラーボックスから対応可能、かつ冷凍庫のスペースも考えたサイズを選びました。

最高の保冷
  • LOGOS倍速凍結氷点下パックL
  • アイスエナジー-10℃
コスパ重視
  • 3COINS保冷剤
  • ダイソー氷点下保冷剤

下のリンク先に、全ての保冷剤の保冷力をまとめています。アウトドア経験から選抜した保冷剤ですので、みなさんの使い方に合った保冷剤を選んでください。

☟ 保冷剤まとめ記事はこちら

まとめ

記事では、コールマンのアルティメイトアイスクーラーⅡをレビューしました。

今回行った実験の条件では42時間の保冷性能は再現できませんでした。しかし、アルティメイトアイスクーラーⅡはクーラーボックス並みの保冷力を持つことが実証されました。

夏のキャンプやBBQで、『冷たい飲み物が飲みたい!』方にぴったりのクーラーバッグです。

キンキンに冷えた飲み物で安心して楽しい時間を過ごせるのはもちろん、家に帰ってからも収納に困りません

限られたコストお部屋のスペースの中で保冷力の強いクーラーボックスを探している方は下記のリンク先から口コミを確認して、検討してみてください。

 

こんな記事が読まれています