
- アーダ零999ってどんなルアー?
- 今までのアーダ零と何が違うの?
そんなお悩みを解決できる記事です。
私は今まで100種類以上のルアーを投げてきました。
この記事では、プレリリースされたアーダ零999を実際に使用し、これまでのルアーとの違いを比較しています。
この記事を読むと、「アーダ零999の良さ」がわかります。
いろんなルアーと比較した結果、シャロー特化ルアーということがわかりました。
他にも、比較したからこそわかるアーダ零999の釣れるシチュエーションなどを紹介しているので、最後まで見てね。
タップできる目次
釣り具マニア
こすけ
Kosuke
ボーイスカウトで鍛えたアウトドア魂をベースに、釣り好きの叔父の影響で釣りバカ二代目に。今では海釣り&ルアーにどっぷりハマり、釣り具の研究がライフワーク。メーカーの研究職として働く中で培った視点を活かし、使ってみて本当に良かったもの、イマイチだったものも正直にレビューしています。
邪道「アーダ零999」とは
アーダ零999(ERDA three nines)は邪道からリリースされるフローティングミノーです。
2025年9月に販売を予定されています。
2025年6月に限定色がプレリリースされました。
アーダ零イノベーターのサイズアップバージョンです。
邪道とは
邪道(JADO PRODUCTS)は兵庫県西宮市に本社を構えるルアーメーカーです。
2001年、谷山商事株式会社バレーヒル事業部内でソルトウォーターブランド「ja-do」として発足しました。
2024年にはブランド名を「JADO JADO PRODUCTS」に改め、独立開業。以降はハイペースで新製品をリリースしています。
ショアシーバスのジャンルで使用できるルアーを主に開発しています。
代表的な製品はこちら☟
“999”込められた意味
サイズが99.9 mmだから999。笑
ゾロ目の数字が男心をくすぐります。
アーダ零999の特徴
巻き速度による多彩なアクション
デッドスローではサーフェス攻略を可能にし、リトリーブスピードでさらなる動きの変化を強調することに特化。
ローリングアクションがメインであるが、ミディアムからファストリトリーブでは「ウォブンロール千鳥アクション」を演出します。
デッドベイトのフワアクションから逃げ惑うパニックアクションまで多種多様なアクションが可能です。
シャローレンジに完全対応
アーダ零999のレンジは0~30㎝で、表層~サブサーフェイスを狙えます。
一般に、サブサーフェイス(表層の一枚下の層)はレンジキープが難しいですが、フローティングミノーなので、初心者でも簡単に引くことができます。
ファットボディでもよく飛ぶ
ファットボディのルアーは動きがいいですが、飛距離が欠点です。
アーダ零999は重心移動システムを採用しており、飛距離も期待できます。
基本構造(重心移動など)
アーダ零は独特な形状をしたルアーです。
リップが特徴的で、カップ状のヘッドが水を受けてヨタヨタとアクションします。
切り込みが入っており水を受け流すため、シャロー帯の攻略が可能です。
移動重心システムを搭載しており、飛距離が良いです。出っ張ったあご下にはウェイトがスッポリとはまる構造になっています。
シャロー帯にいるシーバスを多彩なアクションで狙うことができます。
他のルアーとの違い
アーダ零イノベータよりサイズアップ!
アーダ零999 | アーダ零 イノベーター |
|
---|---|---|
サイズ | 99.9 mm | 81.5 mm |
ウェイト | 14 g(フック込) | 9 g (フック込) |
レンジ | 0~30 cm | 5~20 cm |
フック | #4 x2 (推定) | #6 x 2 |
スプリット リング |
#1 (推定) | #2 |
価格 | 2,530円(税込) | 2,013円(税込) |
アーダ零999はアーダ零イノベーターから2 cmほどサイズアップしています。
泳ぐレンジ幅が広がっているため、より繊細に操ることができ玄人も楽しめるルアーになっています。
重量が上がっている分、飛距離は期待できます。
より大きいベイトサイズの秋シーズンにオススメのルアーです。
他社ルアーにはない特徴?
ルアー名 | 画像 | メーカー | サイズ | レンジ | アクション |
---|---|---|---|---|---|
アーダ零999 | ![]() |
邪道 | 99.9 mm | 0~30 cm | ウォブンロール千鳥アクション |
KOMOMOⅡ 90 | ![]() |
ima | 90 mm | 0~20 cm | スネークロールアクション (ロール+ウォブリング) |
ソラリア 100F | ![]() |
ダイワ | 100 mm | 0~100 cm | スローピッチウォブンロール |
今回、サイズとレンジの観点から似ているルアーと比較しました。
KOMOMOⅡ90との比較
KOMOMOⅡは、レンジ帯がほぼ同じフローティングルアーです。サイズはアーダ零999の方がやや大きめ。
アクション面では、KOMOMOⅡの方が動きが大きく、アピール力に優れています。一方、アーダ零999は適度な千鳥アクションにより、弱ったベイトを自然に演出できるのが特徴です。
表層にいる弱ったベイトを再現したい方には、アーダ零999がより適しています。
ソラリア100Fとの比較
ソラリアはサイズがほぼ同等のフローティングルアーですが、レンジは表層〜100cmと広範囲です。
どシャローをピンポイントで攻めたい場合には、アーダ零999の方が操作性に優れています。
-総合評価-
サイズ感、シャロー特化のレンジ、ファットな形状、ローリング主体のアクションという条件をすべて満たすルアーは、アーダ零999だけです。
アーダ零999で釣れる魚種は?
釣れる魚はシーバス、チヌ(クロダイ/キビレ)、マダイなど。
メインターゲットはシーバスです。
邪道の公式テスターがマダイを釣った報告も!
画像引用:メカニコの釣り雑記帳
画像引用:Fimoブログ
実釣インプレッション
飛距離
ファットな形状ですが、重心移動システムのおかげでよく飛びます。
ロッドをあおるまたは、リールを少し巻いてウェイトは戻しましょう。
デッドリトリーブ
デッドリトリーブではローリングアクションでヨタヨタとアピール。
表層狙ったりドリフトで狙う場合に有効です。
ミディアム~ファストリトリーブ
巻き速度を速めると適度に姿勢を崩し、千鳥アクションを起こします。この不規則なアクションが魚のバイトを誘います!
トゥイッチ
自発的にパニックアクションを起こすことできます。
見えているのになかなか口を使わない魚には効果的です。
レンジ感
レンジは表記通り表層~30 ㎝ぐらいで、ロッドの角度で調整できます。
アーダ零999の使いどころ
干潟や河川のシャロー帯
レンジが表層~30cmなので、シャロー帯専用といっても過言ではありません。
飛距離も問題ないので、シャロー帯でのパイロットルアーとして使用してもGood!
橋脚などの明暗部
流れに乗せてドリフトさせることが容易なので、橋脚下の明暗部などで食わせるパワーがあります。
表層を漂わせることができるので、使いやすいです。
夏~秋の中型ベイトシーズン
時期はカタクチイワシやイナッコのベイトシーズンにベストなサイズです。
ファット形状なので、コノシロや落ち鮎パターンでも使えます。
夏から秋のシーバスハイシーズンで一軍ルアーになるでしょう。
オススメのタックルセッティング
14 gですがファットな形状でキャスト時の抵抗は大きいため、20 g程度のルアーが投げやすいロッドが良いです。
シーバスロッドの8~9ftのM~MLクラスのロッドがオススメです。
ラテオは使い勝手が非常に良いロッドで、初心者から中級者までに愛用されています。
ダイワ シーバスロッド ラテオ 96ML・K(スピニング 2ピース)
リールは3000~4000番のリールが良いと思います。
アルテグラはシマノの中級機種で、このリールがあればとりあえずどんな釣りでもできちゃいます。
ラインはPE0.8~1.2号がオススメです。
クレハのシーガーPEx8はコスパがよくしなやかなラインで、コスパ重視の初心者~上級者にオススメです。
入手方法
邪道(JADO PRODUCT)はパワーショップを指定しています。
確実に発売日に入手したい方は、パワーショップに買いに行きましょう!
パワーショップはこちら☟
まとめ
アーダ零999はアーダ零イノベーターのサイズアップバージョンですが、ただ大きくなったわけではありません。
10センチ近いサイズ、シャローに特化したレンジ、アクションが相まって今までにないルアーです。
多彩なアクションでただ巻きでもよし、ロッドアクションで強弱をつけてもよしで、初心者から上級者まで使えるルアーでした。
2025年9月以降に一般発売予定ですので、ぜひ手に取ってみてください。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
他にもルアーやクーラーボックスに関する記事を更新しているので、ぜひ見てみてね。
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