
- アイスエナジーの保冷力は強いの?
- LOGOSとどっちが強いの?
- 実際の保冷力のデータが見たい
そんな疑問を解決できる記事です。
私はアウトドアが大好きで、保冷アイテムの性能には徹底的にこだわっています。今まで20種類以上の保冷アイテムの保冷力を比較し、記事にしてきました。
この記事では、アイスエナジーの保冷力をLOGOS倍速凍結氷点下パック、クーラーショックと比較しています。
この記事を読むと、アイスエナジーの保冷力が「どのくらいの強さ」なのか、「他の人気保冷剤と比較するとどうなのか」がわかります。
アイスエナジーは長時間保冷できる優れた保冷剤で、パッケージがカッコ良いためキャンプ用途で人気が強いです。アウトドアにワンポイントおしゃれな雰囲気を出したい方は特におすすめしています。
タップできる目次
クーラーブロガー
ゆう
You
釣り、キャンプ歴は20年以上のベテラン。今は家族で釣り、キャンプをすることが大好き😁 普段はメーカーの研究者として働き、比較検討には自信があり、メリットもデメリットもはっきり伝える忖度のない商品レビューを意識しています。
アイスエナジー vs 倍速凍結氷点下パック
アウトドアで一番人気の保冷剤「LOGOS 倍速凍結氷点下パック」とアイスエナジーの保冷力を比較しました。
保冷性能の特徴がはっきりわかる結果に
日帰りの時はアイスエナジーの冷却効果が強く、一泊するときはLOGOS倍速凍結氷点下パックがおすすめです。
2025.04.05 気温 18℃
発泡スチロールに保冷剤と氷を入れて、温度推移と氷の溶け具合で比較しました。
☟ 温度計で測定した温度推移
前半はアイスエナジーが低温を維持、後半は倍速凍結氷点下パックが低温を維持しました。
続いて、氷の残量を比較です。
アイスエナジー | LOGOS 倍速凍結 氷点下パック |
|
---|---|---|
15h後 | 543 g | 584 g |
39h後 | 0 g | 16 g |
15h時点ではほとんど差がありません。39h後まで氷が残っていたのは倍速凍結氷点下パックでした。
以上をまとめると、
日帰りの使用ではアイスエナジーの保冷効果が強く、15時間以上の長時間使用ではLOGOSの倍速凍結氷点下パックの保冷力が強い
保冷剤の凍結時間や大きさなど
実験に使用したアイスエナジーとLOGOS 倍速凍結氷点下パックの概要をまとめました。
アイスエナジー | LOGOS 倍速凍結 氷点下パック |
|
---|---|---|
温度(℃) | 0、-10、-18 | -16 |
商品サイズ | – | M |
サイズ cm | 24.5×17.0×3.0 | 19.6×13.8×2.6 |
重さ g | 500 | 600 |
凍結目安 h | 24 | 18~24 |
容器 | アルミ包装 | ポリエチレン |
内容物 | ポリマー 非含有 |
植物性 天然高分子 |
価格 (円) | 1,100~ | 1,200~ |
大きさを写真で比較
アイスエナジーの方がLOGOS倍速凍結氷点下パックより一回り大きいです。
重量を写真で比較
LOGOS倍速凍結氷点下パックはアイスエナジーより約140g重いです。
少ない保冷剤の量で高い保冷力を維持しているアイスエナジーは優れた保冷性能を持っていることがわかります。
アイスエナジーは凍結しやすい
LOGOS倍速凍結氷点下パックは使いたい日の2,3日前から冷凍が必要です。
翌日使いたいのに、「冷凍を忘れてLOGOS凍結評点下パックが使えない!」という失敗は何度もやってきました。
アイスエナジー-10℃はLOGOS倍速凍結氷点下パックより凍りやすいため、非常時でも使いやすい保冷剤です。
アイスエナジー vs クーラーショック
クーラーショックは血液輸送に開発された技術を応用して作られ、温度を-7.8℃に長時間維持できます。凍結目安が8時間と他の保冷剤に比べ圧倒的に早いのが特徴です。
アイスエナジーの保冷力が強い結果
アイスエナジーは15時間までの冷却が強く、クーラーショックは氷点下にならない程度の低温を維持する能力が高い。
先ほどと同様に、アイスエナジーとクーラーショックの保冷力を比較しました。
☟ 温度計で測定した温度推移
前半は冷却温度に大きく差がついていますが、後半は同様になっています。
アイスエナジーは15時間までの冷却が強く、クーラーショックは氷点下にならない温度を長時間維持するのが得意だとわかりました。
続いて、氷の残量を見てみます。
アイスエナジー | クーラー ショックS |
|
---|---|---|
15h後 | 599 g | 576 g |
39h後 | 0 g | 0 g |
15時間後はアイスエナジーの方が氷を維持しています。
以上をまとめると、
クーラーショックSと比較するとアイスエナジーの方が保冷力は優れている。
保冷剤の凍結目安、重量など
実験に使用したアイスエナジーとクーラーショックSの概要をまとめました。
アイスエナジー | クーラー ショックS |
|
---|---|---|
温度(℃) | 0、-10、-18 | -7.8℃ |
商品サイズ | – | M |
サイズ cm | 24.5×17.0×3.0 | 19.0×16.5×2.5 |
重さ g | 500 | 430 |
凍結目安 h | 24 | 8 |
容器 | アルミ包装 | アルミ包装 |
内容物 | ポリマー 非含有 |
吸水性 ポリマー |
価格 (円) | 1,100~ | 1,150~ |
大きさを写真で比較
アイスエナジーの方がクーラーショックより一回り大きいです。
重量を写真で比較
アイスエナジーはクーラーショックより約100g重いです。
このサイズの違いを考えると、クーラーショックの内容量が100g多ければ、保冷力対決の結果は変わっていたかもしれません。
アイスエナジーの口コミ
実際に寄せられた評判を見てみます。
レビュー Aさん
4
ハードの保冷剤と違い、スペースを取りすぎないので使いやすいです。キャンプに使うのを楽しみにしています。
レビュー Bさん
3
夏にソフトの保冷剤1つでは足りませんでした。保冷力もだいたいLOGOSのと同じくらいに感じます。
レビュー Cさん
5
保冷剤に見えないクールな見た目に惹かれて購入。保冷効果も高くグッドです!
黒で落ち着いた見た目と、確かな保冷効果で全体的に評価は高いです。
私はキャンプに使用していますが、大きさと保冷力が便利だと思っています。特に、キャンプ前に冷凍庫で凍らせる時にソフトタイプなので邪魔になりにくい点です。冷凍庫を圧迫すると妻に怒られますからね💦
アイスエナジー 凍らない
「アイスエナジー 凍らない」というお悩みを聞きます。以下を確認してください。
- 冷凍庫の温度設定
- 保冷剤を物と重ねない
- 冷凍庫の開閉が多い
-10℃のアイスエナジーは問題なく凍ります。
-18℃の保冷剤は冷凍庫の開閉を減らし、庫内の温度が十分に冷えるようにしてください。また、保冷剤は物体と密着させずにおいてください。
口コミやモニターから再開発
モニターの声から、外装が特殊4層構造フィルムを採用、耐久性の強いソフト保冷剤が実現しました。
耐荷重200kgテスト、落下テスト、耐熱テストをクリアしています。耐熱テストでは、業務用食洗器で30回連続運転で破損がないことを確認!
アイスエナジーはおしゃれとタフさを兼ね備えた保冷剤です。
アイスエナジーのラインナップ
「ちょっとおしゃれな保冷剤が欲しい」「耐久性がある保冷剤が欲しい」
キャンパーの声から生まれたアイスエナジーのラインナップは以下です。
もっと詳細を見る方は公式HPへ → こちら
ソフトタイプは500gがおすすめ
クーラーボックスの大きさによって保冷剤のサイズを選びます。
サイズの選び方
~12Lまでの小型クーラー
→ 300 gのアイスエナジー
15L~のクーラーボックス
→ 500g、1kgのアイスエナジー
温度設定は-10℃が扱いやすいです。
理由は、-18℃の保冷剤は家庭用冷凍庫で凍るまでに時間がかかるからです。他にも、結露の発生や冷やしすぎて食材が凍ることがあります。
ハードタイプは-10℃がおすすめ
アイスエナジーのハードタイプは温度別で3種類あります。
0℃、-10℃、-18℃で内容量は1 kgです。
アイスエナジー ハード |
LOGOS 倍速凍結 氷点下パック |
|
---|---|---|
温度(℃) | 0、-10、-18 | -16 |
商品サイズ | – | M |
サイズ cm | 23×18.5×3.0 | 19.6×13.8×2.6 |
重さ g | 1000 | 600 |
凍結目安 h | 24 | 18~24 |
容器 | ポリエチレン | ポリエチレン |
内容物 | ポリマー 非含有 |
植物性 天然高分子 |
価格 (円) | 1,980~ | 1,200~ |
LOGOSの倍速凍結氷点下パックより一回り大きい設計です。
樹脂ではなく内容物が液体のため、重量が重くなっています。内容量が1 kgあり、かなりの保冷性能であると予想されます。
ウェア(ベスト)
着る保冷剤としてベストとウェアを発売!専用のアイスエナジーを背中のポケットに入れて冷却します。
冬場はカイロに替えて寒さ対策もできます。
プロフィット ベスト |
プロフィット インナー |
|
---|---|---|
製品 | ![]() |
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価格(円) | 3,920 | 5,280 |
商品サイズ | S~LL | M、L |
保冷時間 | 23×18.5×3.0 | 19.6×13.8×2.6 |
温度(℃) | 5 | 5 |
☞ ウェア&ベスト 専用保冷剤はこちら
☞ ベスト&保冷剤セットはこちら
アイスエナジーのレビュー
一般的な保冷剤と比較して少し大きいです。購入前に、使用するクーラーボックスあるいはクーラーバッグの大きさを確認してください。12L以下の小型クーラーは綺麗に保冷剤が配置できない場合があります。
✖ここは注意!
下写真のように、向きを工夫しても置けない場合も💦
保冷剤選びでは、お使いのクーラーボックスのサイズに注意してください。15L以上のクーラーボックスやクーラーバッグでは問題なく使えます。
背面には取り扱い上の注意書きなどが記載されています。お、「Made in Japan」ですね!
おしゃれにクールに冷やす!
パッケージがカッコ良い保冷剤はなかなか見かけません。私はピンときてすぐ欲しくなってしまいました。
アイスエナジーを知らない人はLOGOSの倍速凍結氷点下パックを選ぶのですが、、、アイスエナジーは保冷力はほとんど同じ、凍結時間は早く、スタイリッシュな保冷剤です😁
デメリットは12L以下の小型クーラーに使いにくいことだけです!
まとめ
アイスエナジーをLOGOS倍速凍結氷点下パック、クーラーショックと比較し保冷力を比較しました。
LOGOS倍速凍結氷点下パックとの比較では、15時間までアイスエナジーが強い冷却効果をみせました。クーラーショックとの比較は、アイスエナジーがずっと低温を維持する結果でした。
アイスエナジーは長時間保冷できる優れた保冷剤で、パッケージがカッコ良いためキャンプ用途で人気が強いです。アウトドアにワンポイントおしゃれな雰囲気を出したい方は特におすすめしています。
他にも、保冷剤の記事を書いていますので興味のある方はチェックしてください。
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