
- アイリスオーヤマの保冷剤は強力なの?
- 他社の保冷剤と比較してどうなの?
- 口コミや使用感の本音が知りたい
そんなお悩みを解決できる記事です。
私はアウトドアが大好きで、保冷アイテムの性能には徹底的にこだわっています。今まで30種類以上の保冷アイテムの保冷力を比較し、記事にしてきました。
この記事では、アイリスオーヤマの「HUGEL 超低温-16℃、急速凍結-10℃保冷剤」の保冷力をLOGOSの倍速凍結氷点下保冷剤と比較しました。
この記事を読めば、「HUGEL 超低温-16℃、急速凍結-10℃保冷剤の保冷性能や、実際に使用するときの保冷時間」「LOGOSの保冷剤と比較して保冷力が強いのか」がわかります。
結論から言うと、アイリスオーヤマの保冷剤はLOGOSの倍速凍結氷点下パックに匹敵する保冷力を持つことがわかりました。
HUGEL 超低温-16℃、急速凍結-10℃保冷剤の魅力は、長時間低温を維持することにおいて日本最強クラスの実力を持つことです。
デメリットとしては、横幅が少し大きいので12L以下のクーラーボックスやクーラーバッグに上手く入らないときがある点です。
ブランドとしての信頼も厚く、最強クラスの保冷力を持つ保冷剤ではコストパフォーマンスも良いです!迷っている方は最後まで読んでみてください。
- 保冷力が強い
- キャンプにもつかえる保冷性能
- 冷凍品を維持できる
- 凍結までに時間がかかる
- 少し横幅が大きいので、小型のクーラーボックスに使うときは注意。
タップできる目次
クーラーブロガー
ゆう
You
釣り、キャンプ歴は20年以上のベテラン。今は家族で釣り、キャンプをすることが大好き😁 普段はメーカーの研究者として働き、比較検討には自信があり、メリットもデメリットもはっきり伝える忖度のない商品レビューを意識しています。
アイリスオーヤマ保冷剤の急速凍結と超低温の違いは?
HUGELはアイリスオーヤマが2021年から展開しているオリジナルブランドです。
真空断熱で高い保冷力を持つクーラーボックスと共に、氷点下まで冷やせる保冷剤が人気となっています。
HUGELの氷点下保冷剤は冷却温度と保冷剤の凍結時間が異なる2タイプあります。
・超低温保冷剤 -16℃
・急速凍結保冷剤 -10℃
製品名 | HUGEL 超低温-16℃ |
HUGEL 急速凍結-10℃ |
---|---|---|
商品 | ![]() |
![]() |
サイズ | W15 × D2.8 × H18 (cm) |
W15 × D2.8 × H18 (cm) |
重量 | 618 g | 618g |
凍結目安 h | 36~48 | 18~24 |
表面温度 ℃ | -16 | -10 |
価格(楽天) | 980 円 | 820 円 |
【保冷力対決】急速凍結 vs 超低温 アイリスオーヤマ保冷剤
実験結果は以下のようになりました。
1位 : HUGEL 急速凍結 -10℃
2位 : HUGEL 超低温 -16℃
保冷力は急速凍結 -10℃の方が強いことがわかりました。しかし、実験結果から保冷力の差はそこまで大きくはありませんでした。
アイスクリームなど凍結した状態をキープしたいときは、超低温保冷剤が向いています。持ち運ぶ商品に凍結の必要がない場合は、再凍結の早い急速凍結保冷剤が最適です。
まずは、保冷力対決のときのクーラーボックス内の温度推移を見てみます。
グラフから、5時間以降は急速凍結保冷剤が低い温度をキープしていることがわかります。
氷の残量を比較すると、
HUGEL 超低温-16℃ |
HUGEL 急速凍結-10℃ |
|
---|---|---|
27h後 | 39 g | 55 g |
27時間後に16gの差でHUGEL 急速凍結保冷剤の氷が多く残っていました。しかし、両者とも保冷剤ひとつで24時間後まで氷が残っていたことは、驚くべき保冷力です。
まとめると、
アイリスオーヤマの氷点下保冷剤対決では急速凍結保冷剤の方が長時間の保冷に適しているとわかりました。
LOGOS倍速凍結 vs アイリスオーヤマ急速凍結
日本で一番人気、かつ最強の保冷力を持つLOGOS倍速凍結氷点下パックと保冷力を比較しました。
結果、クーラーボックス内の温度推移、氷の残量ともにLOGSO倍速凍結氷点下パックの保冷力が強いことがわかりました。しかし、その差はわずかでアイリスオーヤマの保冷剤はLOGOS倍速凍結氷点下パックに匹敵する保冷力を持つことがわかりました。
まず、各保冷剤のサイズなど一覧にしました。サイズや容量はほとんど同じです。
製品名 | HUGEL 急速凍結-10℃ |
倍速凍結 氷点下パック |
---|---|---|
商品 | ![]() |
![]() |
サイズ | W15 × D2.8 × H18 (cm) |
W19.6 × D13.8 × H2.6 (cm) |
重量 | 618 g | 600g |
凍結目安 h | 18~24 | 24~36 |
表面温度 ℃ | -10 | -11 |
価格(楽天) | 820 円 | 1,150 円 |
ガチンコ保冷力対決
上グラフの温度推移では、LOGOS倍速凍結氷点下パックが終始低い温度をキープしています。
氷の残量比較では、
HUGEL 急速凍結-10℃ |
倍速凍結 氷点下パック |
|
---|---|---|
24h後 | 115 g | 139 g |
LOGOS倍速凍結氷点下パックの方が多く残っていました。
しかし、残った氷の差は20g程度で、アイリスオーヤマの保冷剤は倍速凍結氷点下パックに匹敵する保冷力を持つことがわかります。
凍結時間はどちらが早い?
凍結時間は、どちらもほとんど同じ速さで、48時間でも完全に凍結しないことが多いです。
製品情報では凍結目安が24~36時間となっています。家庭用冷凍庫は頻繁に開け閉めすることが原因で庫内の温度が下がりきらないことが考えられます。
私の場合、2,3個はずっと冷凍庫に入れたままにしています。災害で停電が起きた際に冷凍食品を半日程度は維持してくれるでしょう。
アイリスオーヤマ保冷剤の口コミと評判
口コミ・評判を調査してまとめました。
Aさん
保冷力は強力で、周囲のモノが凍ってしまうほどです。タオルなどを巻くと、凍結を抑えられます。キャンプにおすすめの保冷力です。
Bさん
少し横幅が大きいので、小型のクーラーボックスには入らない場合も。サイズはよく確認して購入してください。
Cさん
クーラーボックスとセットで長時間の保冷ができる。冷蔵品は凍るほどで、24時間後でもペットボトルの氷は残ったまま!
もっと見る☞Amazonレビューページ
まとめると、
- 保冷力が高い
- 周りのモノが凍る
- なかなか凍らない
まとめると、
凍結までに時間がかかりますが、その分強力な保冷力があります。アイリスオーヤマのクーラーボックスとセットでより強い保冷性能を発揮するという口コミもありました。
【写真付き】アイリスオーヤマ保冷剤のサイズ感をレビュー
アイリスオーヤマの保冷力が強いハード保冷剤2種類を紹介します。氷点下-16℃まで冷やせる超低温タイプ、-10℃まで冷やせて凍結が早い急速凍結タイプがあります。
保冷力比較では、急速凍結タイプが長時間の保冷に向いているとわかりました。
サイズ感が特徴的で注意が必要です。
万能サイズのLOGOS倍速凍結氷点下パックと比較すると、横幅が大きくなっています。
小型サイズのクーラーボックスに上手く入らない場合があります。
シマノのホリデークール(6L)には底に置くことができません。
また、2025年の3COINSクーラーボックス(4.5L)も挟まってしまって入りません。
ダイソークーラーボックス(4L)はぴったり収まります。
12L以下の小型クーラーボックスに使う場合は、サイズをよく確認して購入してください。
急速凍結と超低温保冷剤のメリット・デメリット
HUGELの氷点下保冷剤のメリット・デメリットをまとめました。
- 保冷力が強い
- キャンプにもつかえる保冷性能
- 冷凍品を維持できる
- 凍結までに時間がかかる
- 少し横幅が大きいので、小型のクーラーボックスに使うときは注意。
急速凍結-10℃、超低温-16℃ともに、強力な保冷力を持っています。実際につかうと、周囲の冷蔵品は凍ってしまうほどです。
デメリットは凍結までに時間がかかる点、サイズ選びには注意が必要な点です。
LOGOS倍速凍結氷点下パックに匹敵する保冷力!
日本一保冷力の高い保冷剤はLOGOS倍速凍結氷点下パックです。(保冷剤最強はどれ?現役研究職が保冷力を徹底的に比較テスト!)
その保冷剤の保冷性能に匹敵するのがアイリスオーヤマのHUGEL氷点下保冷剤の急速凍結タイプです。価格で300円ほど安く購入できるので、コストパフォーマンスに優れています。
ブランドとして、低価格でありながら、品質やデザインにもこだわった製品が多いのが特徴です!
HUGEL氷点下保冷剤は強力な保冷剤が必要なキャンプやアウトドアに最適。普段の買い物や、こどもの部活動など頻繁に使用するのには再凍結時間が長いため不向きです。
アイリスオーヤマの保冷剤は最強クラスの保冷剤で間違いありません。もし、保冷力がまだ不安という方は、LOGOS倍速凍結氷点下パックを選べばそれ以上の保冷力はないので安心です。
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